FF14零式の難易度の特徴と攻略準備まとめ

FF14零式の難易度 ゲーム

FF14をプレイしていると、一度は耳にする「零式」という高難易度コンテンツ。

なかでもFF14零式の難易度と検索する方は、これから挑戦を考えていたり、実際に参加するべきかどうか迷っていたりするのではないでしょうか。

本記事では、零式の仕組みや攻略までのステップ、ロールごとの役割、さらにはおすすめジョブや必要な装備に至るまで、初めての方にもわかりやすく丁寧に解説していきます。

歴代のパンデモニウム零式やアレキサンダー零式、そして絶零式との違いにも触れながら、難易度の傾向やプレイヤーの反応を紹介します。

また、高難易度コンテンツ一覧や歴代ランキングを通して、今の自分が高難易度どこから挑戦すべきかの判断材料もお伝えします。

「高難易度行かない」という選択についても肯定的に考察しているので、自分に合った遊び方を見つけるヒントにしてください。

■本記事のポイント

  1. 零式を含む高難易度コンテンツの種類と特徴
  2. 零式に挑戦するための準備や必要な装備
  3. ロールごとの役割やおすすめジョブの選び方
  4. 歴代零式の難易度やプレイヤー評価の違い

FF14零式の難易度を徹底解説

FF14零式の難易度を徹底解説

零式は、FF14の高難易度コンテンツの中でも特に多くのプレイヤーが挑戦する代表的なレイドです。

しかし、その複雑なギミックや厳しいDPSチェックから「自分には無理かも」と感じる方も少なくありません。

けれども、必要な知識と準備さえ整えば、誰でも踏み出すことができます。

ここでは、初めての方でも理解しやすいように、零式を始める前に知っておきたいポイントを整理して解説していきます。

次に紹介する項目では、高難易度コンテンツの全体像や各ロールの特徴、挑戦の始めどきなど、基礎から順を追って学べます。

高難易度コンテンツ一覧と分類

ff14で高難易度コンテンツの一覧

FF14における高難易度コンテンツは、プレイヤーのスキルと準備が問われるエンドコンテンツとして位置づけられています。

代表的なものとして「極」「幻」「零式」「絶」の4種類が存在し、それぞれに難易度やプレイスタイルの違いがあります。

まず「極」は、通常の討滅戦よりも複雑なギミックとDPSチェックが要求されるコンテンツです。

戦闘における基礎知識や役割理解が必要ですが、パーティメンバーの助け合いによって比較的気軽に挑戦できることから、高難易度の入口として位置づけられています。

次に「幻」は、過去に登場した極コンテンツを現行のスキル回しやステータスで再挑戦できる期間限定のコンテンツです。

ギミック自体は極と同様ですが、最新ジョブ性能を用いた調整がされており、時には最新の極よりも難しく感じられることがあります。

続いて「零式」は、通常のノーマルレイドをベースに難易度を大幅に引き上げたバージョンで、精密なギミック処理や高いDPS、パーティ全体の連携が求められます。

装備更新に直結するため、最新パッチでは多くのプレイヤーが挑戦するコンテンツです。

そして「絶」は、現行パッチにおける最高難度のレイドです。

1ミスで全滅となることも珍しくなく、戦闘時間は20分近くに及ぶこともあります。

クリアするためには固定パーティを組み、ボイスチャットなどを活用した密なコミュニケーションと長期的な練習が必要になります。

このように、FF14の高難易度コンテンツには段階的な挑戦の場が用意されています。

自分のプレイヤースキルや時間、モチベーションに合わせて選ぶことが、ストレスなく楽しむためのコツと言えるでしょう。

零式でロールごとの役割と特徴

ff14零式でロールの難易度

零式レイドに挑戦する際は、各ロールの役割をしっかりと理解しておくことが重要です。

なぜなら、ギミック処理やDPSチェックなど、パーティ全体の成功に直結する行動が求められるためです。

まず「タンク」は敵視(ヘイト)をコントロールし、ボスの攻撃を引き受ける役割を持ちます。

メインタンク(MT)は常にボスを維持し、サブタンク(ST)は特定の攻撃を受け持ったり、状況に応じてMTとスイッチしたりします。

また、敵の攻撃を軽減するスキルを適切なタイミングで使用し、パーティ全体の生存率を高める責任もあります。

「ヒーラー」はパーティのHPを回復するだけでなく、バリアや継続回復などで事前にダメージを抑える役割を果たします。

ピュアヒーラー(H1)とバリアヒーラー(H2)に分かれており、それぞれのスキルをバランスよく使い分けることが必要です。

さらに、ヒーラーであっても攻撃への貢献が求められるため、スキル回しの理解も不可欠です。

「DPS(アタッカー)」はボスに対して高い火力を出すことが求められるロールです。

近接(メレー)、遠隔物理(レンジ)、遠隔魔法(キャスター)の3タイプがあり、それぞれ異なる攻撃スタイルを持ちます。

メレーは火力が高い代わりに接近して戦うためギミック対応が難しい場面もあります。

レンジは移動しながら攻撃しやすく、サポート能力も高いです。

キャスターは火力と範囲攻撃に優れますが、詠唱中に移動が制限される点が注意点です。

このように、零式においてはどのロールも単純な役割だけでなく、戦術的な判断や連携が必要となります。

自分の選んだロールの特性を深く理解し、チームとしての動きを意識することが、零式攻略の第一歩になります。

零式に挑戦するのは高難易度どこから?

ff14の高難易度はどこから

零式に挑戦すべきタイミングは、多くのプレイヤーが気になるポイントのひとつです。

一般的には「極コンテンツを安定してクリアできるようになったら、零式に挑戦する準備が整った」と考えると良いでしょう。

その理由は、極コンテンツが零式と同様にギミック処理、軽減スキルの使用、スキル回しといった要素を含んでおり、高難易度の基礎を学べる場として設計されているからです。

また、極コンテンツを通じて得られる装備や経験は、そのまま零式攻略の土台となります。

実際に挑戦するにあたっては、まずは木人討滅戦で自身のスキル回しを確認し、ミスなくスキルを回せるかどうかを判断基準にするのが有効です。

さらに、最新パッチで用意された新式装備や食事・薬の準備も必要です。

装備のIL(アイテムレベル)が足りないと、そもそもパーティ募集に参加できないこともあります。

一方で、「早期攻略」や「初週クリア」を目指す場合は、極を何度も周回して練度を高めたり、あらかじめ固定パーティを組んだりする必要があります。

この段階になると、準備だけでなく時間と精神的な集中力も求められるため、自分がどのようなスタイルで零式に取り組みたいかを考えてから動くことが重要です。

また、零式は4層構成となっており、1層から順に挑戦していく形式です。

4層だけ難易度が急激に上がる傾向があるため、最初は1~2層までを目標にしたり、3層までの練習をメインにしたりといった段階的な進行も現実的な選択です。

このように考えると、零式に挑戦する「高難易度の入り口」は極コンテンツの習熟にあり、準備とスキルが整った段階で一歩踏み出すのが最も効率的でストレスの少ない方法となります。

初めての高難易度に必要な準備とは

ff14零式は初めて

初めて高難易度コンテンツに挑戦する際は、戦闘スキルだけでなく、事前の準備が結果に大きく影響します。

ギミックの理解やスキル回しの習得に加えて、パーティメンバーとの連携をスムーズに行うための予習や装備の強化が欠かせません。

まず準備の第一歩として、「予習」があります。

これは攻略動画を視聴したり、攻略サイトを参照してギミックの流れや処理方法を事前に学ぶことを指します。

高難易度コンテンツでは、敵の攻撃パターンを知っているかどうかが、生存率や全体の進行に直結します。

未予習のまま挑むと、ギミック処理に失敗しやすく、パーティ全体の足を引っ張る結果になりかねません。

次に、「スキル回しの練習」も不可欠です。

これは攻撃や回復、軽減などのアクションを正しい順序で使用し、最大限のパフォーマンスを発揮するためのものです。

練習には「木人討滅戦」という専用コンテンツを使うのが一般的で、実戦に近い環境でスキル回しの確認ができます。

安定して木人を討伐できることが、コンテンツに挑む目安となります。

さらに、「マクロとポジションの確認」も忘れてはいけません。

高難易度では、散開やギミック処理の位置を事前に決めておくことが多く、パーティ募集ではマクロ(立ち回りの指示文)が共有されます。

これを読み取って理解しておかないと、他メンバーとポジションが重なって事故を起こす原因になります。

自分のロールがどのポジションに該当するのか把握しておきましょう。

最後に、精神的な準備も意識しておくと安心です。

高難易度ではミスをすることも当然あり、何度も挑戦する必要があります。

周囲との雰囲気を悪くしないよう、自分や他人のミスを責めすぎず、冷静に再挑戦する姿勢を持ちましょう。

このように、知識・技術・心構えの三つの準備がそろって初めて、高難易度コンテンツに臨む土台が整います。

準備を怠らなければ、緊張も和らぎ、より楽しんで挑戦できるでしょう。

装備や消耗品で差が出る難易度対策

ff14零式の装備

高難易度コンテンツでは、装備や消耗品の準備によって、プレイヤー間に明確な差が生まれます。

単にスキルが上手であっても、装備やバフアイテムの不足が原因でコンテンツクリアに届かないケースは多く、装備面の対策は非常に重要な要素です。

最も基本的な準備は、コンテンツごとに適切なアイテムレベル(IL)の装備を揃えることです。

FF14では新しい零式や絶コンテンツが追加されるたびに、それに見合った装備が実装されます。

特に零式では「新式装備」というクラフター製の装備が基本となり、これをさらにマテリアで強化(禁断)することで、火力や回復力が最適化されます。

禁断とは、通常より多くのマテリアを装備に付けることで、ステータスを引き上げる方法です。

また、食事と薬の使用も大きな差を生みます。

食事はステータスを長時間強化する効果があり、練習中であっても必ず使っておくべきアイテムです。

薬は数十秒間だけ特定のステータスを大幅に上げるもので、特にDPSチェック(一定時間内に敵を倒す必要がある場面)では非常に重要になります。

ヒーラーにはMPを回復できるスーパーエーテルも効果的です。

こうした準備をしているかどうかで、パーティへの信頼度も変わってきます。

装備が整っていない、食事や薬を使わないプレイヤーは、全体の足を引っ張る存在になりかねません。

逆にしっかりと準備していれば、練習中のミスがあっても「やる気のある人」として信頼され、協力的な雰囲気を保ちやすくなります。

なお、後期攻略では「断章装備」や「トークン装備RE」など、パッチ内で更新された装備も選択肢に入ってきます。

攻略の進度によって装備の選び方も変わるため、自分がどの段階にいるかを見極めることが大切です。

装備と消耗品の準備は、一見地味に思えるかもしれませんが、コンテンツの成功に直結する基盤です。

これらを適切に整えることで、自分自身の力を最大限に引き出し、パーティへの貢献度も大きく向上します。

おすすめジョブとその選び方

ff14零式おすすめジョブ

高難易度コンテンツに挑戦する際、どのジョブを選ぶかは重要な選択肢のひとつです。

しかし一番大切なのは「モチベーションを持って続けられるジョブ」であることです。

高難易度では繰り返しの練習や調整が求められるため、単純に性能だけで選んでも長続きしないことがあります。

とはいえ、これから初めて挑戦する人にとって、全ジョブを把握するのは難しいものです。

そのため、初心者に向けて「操作の自由度が高く、負担の少ないジョブ」から始めることが推奨されています。

具体的には、レンジ(遠隔物理DPS)やタンクが比較的取り組みやすいとされています。

レンジは移動中でも攻撃ができるため、ギミック処理との両立がしやすく、被弾リスクも低めです。

タンクは敵の攻撃を受け止める役割で、パーティ全体の軽減にも関与しますが、攻撃のタイミングが読みやすく、立ち位置の予測もしやすい傾向があります。

一方で、特に高難易度で難しいとされるのがヒーラーです。

煉獄や天獄など一部の零式では、被ダメージが激しく、ヒールワークや軽減スキルの調整が非常にシビアになる場面が多く見られました。

慣れないうちは「相方ヒーラー任せ」になってしまい、自分の成長実感が得られにくいこともあるため、初挑戦でヒーラーを選ぶ場合は覚悟が必要です。

また、好みのジョブがいくつかある場合には、固定パーティやパーティ募集の傾向を参考にするのも有効です。

例えば、戦士やガンブレイカーは人気のあるタンクで採用されやすく、召喚士や踊り子はサポート性能が高くて歓迎される傾向があります。

最終的には「自分が楽しめるかどうか」が何より大切です。

装備を整え、スキル回しを学ぶ中で、もっと理解を深めたい、上達したいと感じられるジョブであれば、自然と成長につながっていくでしょう。

初挑戦では「簡単に使えるか」ではなく「長く使いたいか」という視点を持つと、自分に合ったジョブが見つけやすくなります。

FF14零式の難易度と過去コンテンツの比較

FF14零式の難易度と過去コンテンツの比較

FF14の零式といえば、毎回プレイヤーの間で話題となる高難易度コンテンツですが、その難しさや傾向はシリーズごとに大きく異なります。

あるシリーズではギミック処理が極めて複雑だった一方、別のシリーズではフィジカルの反応速度や立ち回りの正確性が問われるなど、開発側の意図や時代背景が色濃く反映されています。

では実際に、過去に登場した人気シリーズ「天獄編」「パンデモニウム編」「アレキサンダー編」などは、どのような評価を受けてきたのでしょうか? ここからは、歴代零式の中でも特に注目されたコンテンツを振り返り、それぞれの難易度やプレイヤーの反応を比較していきます。

天獄と零式は本当に難しかったのか

ff14で天獄と零式の難易度

天獄零式は、暁月編における最後の零式レイドとして実装され、その難易度についてはコミュニティ内でもさまざまな意見が交わされました。

特に「3層が異様に難しい」「4層前半で心が折れた」という声が多く、全体として見ると、シリーズの中でもストレスの大きい零式だったと感じたプレイヤーが多かったようです。

この零式が難しいとされた主な要因は、ギミック処理における「プレイヤー同士の連携の精度」が求められたことにあります。

特に3層では、大縄跳び系の処理が多く、誰か一人のミスが即全滅に繋がる場面が頻繁にありました。

また、ギミックの優先順位や処理の順番が複雑で、単純に正確な操作をするだけでは乗り越えられない場面も多かったです。

4層においても、前半・後半と通しで戦う構造が採用されていたため、後半フェーズに到達するまでにかなりの練度を要求されました。

限られた練習時間の中で後半の学習を進める必要があるため、攻略には体力面・集中力ともに負担がかかります。

また、PTリストのデバフ確認や優先度判断といった要素が多く、視線の配分と反応速度に高いプレイヤースキルが求められる点も、難易度を上げていた原因です。

一方で、ギミック自体の理不尽さではなく、明確な処理法を覚えれば対処できる構造にはなっており、野良でも消化しやすくなる時期が来れば練習は可能です。

実際、攻略動画やマクロの普及により、一定のタイミングを過ぎてからは「思ったより簡単だった」という声も一部見られました。

総合的に見ると、天獄零式は決して理不尽な難しさではなかったものの、特に実装初期の攻略においては、野良環境での連携難易度の高さが際立っており、プレイヤーに強い印象を残す難易度設定だったと言えるでしょう。

パンデモニウム零式の評価と反応

ff14パンデモニウム零式の難易度

パンデモニウム零式は、暁月のフィナーレとともに実装された最初の零式シリーズであり、「辺獄編」「煉獄編」「天獄編」と3つの段階に分かれて登場しました。

これらを通してプレイヤーから寄せられた反応は、時期や層によって大きく異なっています。

辺獄編は、パッチ初期の零式としてはかなり難易度が高く、特に2層のチャネリングオーバーフロウや3層のギミック複合処理など、記憶に残る仕掛けが多くありました。

一部プレイヤーからは「初週攻略の難易度が過去最高クラスだった」と語られることもあり、装備のIL不足も相まって、かなりハードな立ち上がりを見せました。

次に煉獄編では、プレイヤー層のスキル差が難易度の体感に大きく影響したレイドでした。

特にヒーラーの負担が大きく、回復と軽減の調整が難しい場面が多発。

3層以降はDPSチェックの厳しさが加わり、「野良では厳しい」「固定向けの難易度」との評価も少なくありませんでした。

一方、シリーズ全体の集大成となった天獄編は、前述のようにギミックの複雑さと連携精度の高さが要求されました。

攻略時期によって難易度の評価は変動しましたが、実装初期の印象としては「とにかく疲れる」という声が目立ちました。

デザイン面では、演出や音楽の評価が高く、「遊んでいて楽しい」「演出込みで好きな零式」というポジティブな声も多く見られたのが特徴です。

パンデモニウム零式シリーズを通して見えてきたのは、ギミック自体の難しさよりも、プレイヤーの役割理解や連携スキルの重要性が増しているという傾向です。

反応としては「楽しいけど疲れる」「クリアして満足、もうやりたくない」という意見が共通しており、高難易度コンテンツとしての完成度は高いが、負荷もそれなりという評価が定着しています。

アレキサンダー零式は歴代ランキング上位?

ff14アレキサンダー零式の難易度

アレキサンダー零式は、蒼天のイシュガルド期に実装された零式レイドで、当時のプレイヤーから「過去最高に厳しい零式」と評されたことも多く、今なお歴代ランキング上位に名前が挙がることが少なくありません。

特に「起動編」「律動編」「天動編」の各シリーズで異なる印象を残しながらも、その全てが強烈な記憶として刻まれています。

特に話題となったのが「起動編零式」です。

このシリーズは難易度設定が非常に高く、実装初期には「誰もクリアできないのではないか」と言われるほど、プレイヤーのスキルを厳しく問うものでした。

3層リビングリキッドや4層のナイサイギミックは、今でも「クソギミック」として語り継がれる一方で、「ギミックの処理方法を試行錯誤して見つけ出す楽しさ」が評価され、黎明期のレイド文化を象徴する存在でもあります。

次に登場した「律動編零式」は、パズルのようなギミック構成が特徴的でした。

プレイヤーの操作精度だけでなく、タイムラインの正確な理解と処理順の工夫が問われ、ソロではどうにもならない連携ギミックが多く含まれていました。

難しさよりも「理不尽さ」や「制作者の意図が読めない」という意見もあり、賛否両論ではあったものの、完成度の高いレイドデザインとして評価されることが多いです。

「天動編零式」は、アレキサンダーシリーズの締めくくりとして、比較的マイルドな難易度設定がされました。

それでも最終層のタイムギアや連携処理は手を抜けないギミックとなっており、「アレキ零式の中では優しいが、他シリーズと比べると依然として難しい」といった声が聞かれます。

こうした背景から、アレキサンダー零式は、レイド文化の基盤を築いたコンテンツとして今でも高く評価されています。

難しさだけでなく、ギミックデザインの斬新さや攻略の達成感の高さが印象的で、歴代ランキングでも上位に入る理由は十分にあると言えるでしょう。

特に、「初めて本気でレイドに挑んだのがアレキだった」というベテランプレイヤーにとっては、思い入れの強いコンテンツとして記憶されているケースが非常に多いです。

絶と零式の違いと明確な難易度差

ff14絶と零式の難易度

「絶」と「零式」は、FF14における高難易度コンテンツの中でも特に重要な位置づけを持っていますが、両者には明確な違いがあります。

それは単なる難しさの差だけでなく、コンテンツの性質や求められる環境、プレイヤーへの影響にまで及びます。

零式は、主に4層構成で構成された高難易度レイドで、実装時点での最新装備を用いて挑戦することが想定されています。

挑戦者はギミックへの理解や装備の最適化が求められますが、ある程度装備が整いIL(アイテムレベル)が上昇することで難易度は相対的に緩和されていきます。

また、野良(固定パーティではないランダムなメンバー)でも攻略できるように設計されているため、動画やマクロを活用すれば段階的な挑戦が可能です。

一方の絶は、極端に難易度が高く設計された8人レイドで、「絶バハムート討滅戦」などの名前で知られています。

1回の戦闘が20分近くに及ぶ長時間の戦いで、1つのミスが即ワイプ(全滅)に繋がる設計になっています。

そのため、クリアにはチーム全体の高い練度と綿密な準備、そして何より固定メンバーによる長期間の継続練習が不可欠です。

ギミックの多くは「初見では絶対に対処できない」構成で、覚えるだけで数週間かかる場合もあります。

さらに大きな違いとして、絶は一度実装されるとそのまま永久に高難易度コンテンツとして残り続けるのに対し、零式は新しいシリーズの実装とともに「型落ち」していきます。

これにより、絶はどの時期に挑んでも同じ水準の難易度を維持するのが特徴です。

このように、零式と絶は求められる知識量、実力、プレイ環境、そして継続的な練習への耐性などがまったく異なります。

高難易度コンテンツを楽しみたいなら、まずは零式で経験を積み、確かな自信と時間の余裕が持てた段階で絶に挑戦するのが最も自然なステップと言えるでしょう。

高難易度に行かない選択もアリな理由

ff14で高難易度に行かない

FF14において高難易度コンテンツへ挑戦することは、必ずしも全プレイヤーにとって必要なことではありません。

「高難易度=やるべき」といった空気感が時折漂うこともありますが、実際のところ、行かない選択もまったく問題なく、むしろ理にかなったプレイスタイルです。

なぜなら、FF14にはレイドや絶以外にも多彩なコンテンツが用意されており、それぞれが独立した楽しみ方を提供しているからです。

ハウジングやスクリーンショット撮影、ギャザクラやロールプレイといったコンテンツは、どれも高難易度とは無縁ながらも深い魅力を持っています。

それぞれの分野でコミュニティが形成されており、そこには高難易度にはない、独自の充実感と達成感があるのです。

また、高難易度に挑むにはどうしてもまとまった時間と精神的な余裕が必要です。

予習・練習・装備準備・マクロの理解など、一定以上のリソースを投じることになるため、「忙しくて気軽にログインできない」「自分のペースでまったり遊びたい」という人には、そもそも向いていません。

自分の生活スタイルに合ったプレイ方針を取ることが、長くゲームを楽しむうえではとても重要です。

言ってしまえば、FF14は「自分の楽しみ方を選べる」ゲームです。

極や零式、絶の攻略はプレイヤーの自由意志による選択であり、強制されるものではありません。

ストーリーを楽しみながら、週に1回ルーレットを回して満足できる人も、立派な光の戦士です。

だからこそ、高難易度に行かない選択は「逃げ」ではなく「自己理解」と言えます。

自分のプレイスタイルを尊重し、無理のない形でゲームを楽しむことが、最終的にはもっとも健全で豊かな時間の使い方に繋がるでしょう。

高難易度の初心者が避けたいPT募集の罠

高難易度の初心者が避けたいPT募集の罠

高難易度コンテンツに挑戦しようとする初心者にとって、最初に直面するハードルのひとつが「PT募集」の選び方です。

特に零式においては、適切でないPTに入ってしまうと、自分だけでなく他のメンバーにとってもストレスの原因となることがあります。

まず避けたいのが「クリ目PT」や「周回PT」に未熟な状態で入ってしまうことです。

これらの募集は、ギミック処理がほぼ完璧にできることが前提になっているため、練習段階のプレイヤーが混ざってしまうと進行に大きな支障が出ます。

とくに「クリ目PT」は空気が凍りやすく、ミスが続くと無言ギブアップやトラブルに発展する可能性もあります。

また、「〇〇から練習」と書かれたPTにも注意が必要です。

この場合、指定されたフェーズまで安定して進めることが前提であり、そこに到達できなければ「フェーズ詐欺」と呼ばれ、周囲の信頼を損ねることになります。

フェーズ詐欺は非常に嫌われる行為であり、最悪の場合ブラックリストに登録され、今後の募集参加に支障をきたすことさえあります。

さらに、募集文のテンションや内容も重要です。

「和気あいあいと楽しくやりましょう」と書いてあるPTであっても、実際には無言で淡々と進行される場合もあるため、自分のプレイスタイルに合った雰囲気かどうかを慎重に判断する必要があります。

過剰に効率を重視するPTや、フリーロール(アイテム自由取得)前提のPTに初心者が入ると、無言のプレッシャーを感じてしまうこともあります。

高難易度初心者に最も適しているのは、「断章PT」や「〇層練習PT(1層からなど)」といった練度不問の募集です。

こうしたPTはミスに対して比較的寛容で、雰囲気も柔らかい傾向があります。

まずはこういった募集で経験を積み、確実にクリアできる手応えを得てから、より上の段階のPTに挑戦するのが理想的なステップアップになります。

自分の実力に合わないPTに入ってしまうと、ゲームが楽しくなくなることもあるため、慎重に募集を選ぶことが大切です。

目的とレベルに合ったPTを選ぶことで、初めての高難易度コンテンツも安心して楽しむことができるでしょう。

【まとめ】FF14零式の難易度を総括

最後に本記事で重要なポイントをまとめます。

零式は高難易度コンテンツの中でも最も多くのプレイヤーが挑戦する代表的レイド
高難易度コンテンツは「極」「幻」「零式」「絶」の4段階に分類される
零式はギミック処理・DPSチェック・連携が求められる中間的な位置づけ
ロールごとに異なる役割があり、それぞれの理解と遂行が重要
零式は極コンテンツを安定してクリアできるようになったら挑戦しやすい
挑戦前には予習・木人討滅戦・マクロ確認が必要不可欠
装備は新式やトークン装備をマテリア禁断で強化するのが基本
食事や薬品の使用がDPSやヒール性能に大きな差を生む
初心者には操作負担が少ないレンジやタンクジョブが向いている
天獄零式はギミック難易度と連携難が高く、疲労感が強いと評価された
パンデモニウム零式はシリーズ全体を通じて高い完成度と演出で好評だった
アレキサンダー零式はレイド文化を築いた高難度レジェンドコンテンツとされる
零式と絶の間には継続時間・ギミック量・挑戦環境に大きな違いがある
高難易度に行かない選択も立派なプレイスタイルの一つと認識されている
初心者は自分の練度に合ったPT募集を選ばないとトラブルの元になる
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